プロフィール

Koichi

株式会社ネットフィックス
代表取締役 澤木 光一

優秀で専門的な社員がいなくても、少数精鋭でITをフル活用して、 BtoB営業・高単価商材のリモート営業システムを構築する専門家

1982年生まれ、愛知県豊田市出身 学生時代にマクドナルドなど20ものアルバイトを経験。大学卒業後、地元のトヨタ自動車でシステムエンジニアとしてITキャリアをスタート。 その後、国民的アーティスト「EXILE」のWEBプロデューサーとして、3年連続で日本レコード大賞受賞に貢献。 異なる分野・業種の上場企業、中小企業など累計1,000以上のサイトやシステムをサポート。ITインフラ、プログラミング、マーケティングなどIT一筋の幅広い知識と経験を活かし、2015年にWEBコンサルティング会社である株式会社ネットフィックスを創業。3ヶ月毎に海外を旅しながら、日本や欧米、東南アジアのメンバーと共にWEBプロジェクトを牽引。 2020年にテレワーク10年目を迎える。オンラインで仕事を完結させてきた経験の集大成を「テレワーク思考」としてまとめ、同年10月6日に商業出版として全国の書店で発売。Amazonビジネス実用書カテゴリの新着ランキングでは初登場2位を記録。 現在はWEBマーケティング関連のビジネスを中心に、業界専門誌への寄稿や、リモートでコンサルティング提供も行っている。

メディア掲載

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その他、 テレワーク思考 Amazonビジネス実用書部門第2位

1日500件のテレアポ経験が全ての始まり。

まだ何も知らない大学生の頃の話です。将来は金融かITの職業に就きたいと思っていた私は、一等地にある「投資会社」でアルバイトとして働くことになりました。
出社初日。
スーツ姿で気合の入った私は、緊張しながら事務所に入った途端、拍子抜けしました。
事務所にはよくあるグレーの事務デスクと、使い古された黄ばんだオフィス電話だけ。
面接の場所とは違ったので、若干疑問に思いました。
「あれ?なんかイメージしてたのと違う」
事務所の隅にある棚には、古紙の廃品回収かと思うぐらいの白いプリント用紙が山積みになっていました。
「おい新人、あそこから適当に掴んでこい!」
初めての上司からの一言がそれです。
「片っ端から電話してアポ取るだけだから。じゃ、よろしく。」
説明は1分で終わりました。
プリント用紙には、今は亡き「Yahoo電話帳」の業者名簿がただ印刷されているだけ。
実態は「テレアポ」であることに気づきましたが、前向きな気持ちで臨みました。
今思えばどうせほとんどの人がすぐに辞めてしまうので、そのような冷ややかな対応だったのでしょう。
肝心の業務ですが朝9時~17時までひたすら電話するだけ。
その数なんと、500!
1日中受話器を置くことなく電話し続けてアポが3~5件。
これを2週間やり続けました。
少なくとも495件の業者さんにとって、迷惑電話であり、罵声を浴びせられることも毎日のようにありました。
吐きそうなぐらいのストレスを抱えて、テレアポ業務の大変さを知ったと同時に、非効率性も感じました。
そうまでしてアポ当日に上司の営業に同行したものの、さらなる試練が待ち構えていました。
商品説明を何時間もした挙げ句、今度は…
「今スグには要らないな~」
「価格がちょっと高いね。今は手が届かないんだよね~」
「契約期間があるなら、営業来る前に教えてよ」
このような事前に説明しておけば成約できていたかもしれない要望ばかりでがっくりしました。
会ってから説明するのでは効率が悪すぎるなと。
そんな中でもポツポツと成約が取れ始めたからなのか、なぜか社長に気に入られた私は、単独でランチに誘われました。
そして、まだ大学生の身分でしたが失礼を承知ながら、このように正直な気持ちを伝えたのです。

本気で買いたい人だけにアプローチすればいいのでは?

生意気にもそのように社長に意見すると、社長から聞き返されました。
「確かにね、でもどうやってやんの?」
その時は、答えに詰まりましたが、この経験がのちに「ダイレクトレスポンスマーケティング(以下DRM)」を学ぶキッカケになりました。
DRMとは、広告やWebサイトの情報に反応(問い合わせなどの連絡)があった際に、直接的に商品やサービスを販売するマーケティング手法です。
ちなみにここで言う”マーケティング”とは、市場調査といったような意味合いではなく「売れる仕組みを作ること」を指します。
アメリカではWEBマーケティングの決定版とされ、いまや基本的な概念として浸透しています。
DRMの基礎すら学んだことの無い方にとっては、ホームページを更新しようと、メルマガを書こうと、広告を出そうと問い合わせを増やすことは、いつまで経っても不可能でしょう。また、facebook、Instagram、YouTubeなど、どのSNSをやってもDRMを活用できない人にとっては茨の道です。
そんなDRMに加えて、2015年あたりから盛り上がってきているのが、最先端の「マーケティングオートメーション(通称MA)」です。
文字通り、マーケティング活動を自動化することを意味しますが、これは簡単に言うと「興味ない人を集めて、購買欲を徐々に高め、売り易くするための仕組み」です。
少数精鋭で経営したい、固定費は極力抑えたい、属人化を防ぎたい。
経営者なら誰もが思うこのような悩みは、MAやDRMで解決できることを知りました。
そしてアメリカの情報を日夜研究することで、どの会社でも導入できるWEBマーケティングの独自メソッドを開発することに成功したのです。

ITは正確と反復が得意。人はもっと創造的な仕事に集中すべき。

AIの登場でこのように言われていますが、簡単に言い換えると「人間は単純作業はやめたほうがよい」ということです。
ITは”正確に繰り返す”ことが得意なので、人間がこのような作業をしていては勝ち目はありません。
私自身、サボり症な性格なので、そういう人間ほど活躍できる時代なのだと思っています。
どういうことかと言うと、真面目な人間ほど従来のやり方や慣習を続けることができてしまうので、ITを活用した工夫が生まれ難いのです。
日本でITが遅れた原因の1つに、この日本人の気質が影響していると言われています。
厳しいようですが、その人が頑張ったかどうかは関係ない。
結果だけをシビアに求められる時代になっていますので、以下にサボろうとするかが大事です。笑
間違えました、、、「仕組みをつくる工夫をする」のが大事なのです。
→駅員の切符切りが、SUICAのようなICカードになった。
→手紙がFAXになり、FAXがEメールになった。
→パンフレットが、ホームページになった。
そして、対面営業も、リモート営業に変わろうとしています。
対面の良さは残しつつも、8割以上の対面する必要がない営業活動は、リモート営業に置き換えられていくことでしょう。
これはコロナ後の傾向からもお分かりの通りですよね。

リモート需要に合わせて、会社までが持たない時代に

僕自身はモノをあまり持たないミニマリストですが、本当に必要なものしか買わなくなりました。
10万円のものが1円になっていたとしても、要らないものは持ちたくありません。
スペースをとるし、不要なもので雑音にまみれ、ストレスのほうが大きくなるからです。
必要な時に、必要なモノだけあればいいと思うんです。
2010年ぐらいまではそのような事はできませんでした。
しかし、便利なネットサービスが増えてくれたおかげで、今は個人も会社もそういったことが実現できることに気づきました。
逆に持っていると時代の変化についていけず、スピードが出ないのです。
何も個人だけではありません。それは会社も一緒です。
大手企業が続々と自社ビルを売却していることが話題になりました。
これは売上が悪いから資金繰りのためにというよりも、建物や店舗の需要がなくなると予想しているからです。
つまり、これは日本社会もオンライン化に本気で乗り出すサインと見てとることができます。
このように持たない経営を追求することで、新しい経営スタイルをご提案できることが私の強みです。
いきなりは難しくてもそのような経営を目指せば、コロナの状況を逆に味方にできることでしょう。

ネットフィックスの使命

中小企業こそ、少数精鋭で新しい経営スタイルを

地方でもネット検索で情報が取得できるとはいえど、積極的にWEBマーケティングに取り組む企業はまだ少ない。
つまり、今あなたが地方でビジネスをしていて、本気でWEBマーケティングに取り組みたいと思っているなら朗報です。
ホームページを持っているだけ、facebookをちょっと投稿しているだけで本気で取り組んでいない企業ばかりです。
周りが本気で取り組んでいないということは、敵が少ないということ。居たとしても弱いということ。
しかし、コロナでITの需要が劇的に上がっていますので、あなたの周辺企業が本気で取り組み始めれば、既存客を維持することすら難しくなってきます。もうすでに、ネットに力を入れた新興企業に少しづつお客様を奪われているところも多いはずです。
また、地方で商売をされている方にとっては、地元の物価で販売することが多いと思いますが、都心や海外に対して売ることができれば高単価で売買できることも出来るんです。
地方の企業ですが、ニューヨークのマンハッタンで受注して、それを東南アジアで開発してるなんて企業もいます。
これは日本の3倍の単価で受注して、日本の1/3の制作コストで作っているということです。
どれだけ儲かるのでしょうか? 経営者なら、これがどれだけインパクトのあることかご理解いただけると思います。
ネットを活用して海外に販売していくのが簡単な時代であるからこそ、飽和した市場で
売り続けるのは機会損失かもしれません。
やらなきゃ損だとは思いませんか?
こういったことはあなたが思っている以上に簡単なことです。
言語も翻訳できますし、人材もネット上でスカウトできますので、あとはチャレンジ精神だけです。
ネットフィックスはネットをフル活用して、新しい経営スタイルを提案していきます。

株式会社ネットフィックス
代表取締役 澤木 光一

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